みたて学、一のカタ!!電話!!!

 なんだこのタイトルは??えっ〜と、それはですね、最近ですね、アベマTVで無料で鬼滅の刃をやっていましたので、遅ればせながら、はまってしまいました。。。わかる人だけ解っていただけたら良いですからね。
(ブログを書くのにも遊び心は必要です。)

 『みたて』のスタートはどこか???よく言われるのは治療院、治療室に患者さんが入って来た時から、つぶさに患者さんの動きを観察しなさい。と教本には書いてありますが・・
 その前に治療院とか、やっていらっしゃる方には電話という接点があります。
 初めての予約電話、問い合わせの電話、再来の予約電話などなど、どれを取っても非常に大事な患者様との接点となります。
 予約電話でただ予約を取るだけ・・・時間のすり合わせだけの電話それだけで良いのでしょうか??いざ患者様が治療院に来られて、対応外のことってないですか??
 それは患者様の大きな不利益となります。(だから私はいまだにネット予約を導入する気になれないのです)

 ここでどのような電話対応をするのか??それが良い『みたて』のスタートになるのです。

電話で何を聞いてますか??

 私自身、このファーストコンタクトの電話を非常に重要視しています。例えば、施療を受ける本人以外の人が代わりに予約の電話をされている事ってないですか??
 そんな時、私は可能であれば、施術を受ける本人に変わってもらい、本人の声を聞くようにしています。(基本的に初診時の代理での予約は受け付けません)
 ここで電話で本人の声を聞くのがまず大事です。声の色合いや、喋り方などで、こんな感じかなぁ〜と想像します。(スピリチュアル的にも繋がりができますしね・・怪)

 それと共に、電話で簡単な問診、質問を少し行います。主訴はなんなのか?いつから痛いのか?ここ最近の外傷の可能性はないか?今治療をしているのか?などなど、必要そうな情報を電話の段階で聞くことにします。
 この電話で、手技療法などの禁忌的な物の可能性があれば整形外科や他の病院に行かれることをオススメします。
 
 明らかに禁忌的なものや、外傷の可能性が考えられる方を施術するのは術者側もリスクとなりますし、患者さん側にとっても不利益となります。

同日に他所で施術を受けた人は要注意。


 それともう一つ重要なことがあります。1日のうちにもしくは昨日、一昨日などに他所で治療行為を受けていないのか?も聞くようにしています。
 これはですね〜過去に失敗しているんですね・・・午前中に鍼を打ってもらったけど痛みが引かない、昨日他所で施術を受けたけど痛みが引かない・・などなど
 実際に来られて問診の時に話されるんですが・・・これが非常にまずい・・・特に1日のうちに他所で施術を受けられて来院されている患者さんとかですね、体のあちらこちらをいじくり回された後ですから、非常に『みたて』に苦労します。
と言いますか、まともに『みたて』ができません、もちろん施術も上手く行くはずもありません。


 これも、私のところが暇な治療院だからできるだけかもしれません、スタッフがいるところだったら、スタッフが電話をとるでしょうしね・・本当に忙しく電話を取る時間がない先生とかはネット予約をフル活用していますしね。

と言う事で今回は電話の重要性について書かせてもらいました。
 次回は問診ですかね〜このパートは相当長くなりそうだ・・・